(5枚とも2008年5月22日@四方津)

【クハ115-496】

【モハ114-420】

【モハ115-394】

【モハ114-443】リニューアル工事で補助電源がSIV化されたため、車体側面のMG用空気取入れ口が塞がれた。

【クハ115-443】雨ドイの形状が初期車と比べて異なる。現在は編成番号表示が編成札になっている。

 115系300番台で統一されたリニューアル車編成で、B4編成を置き換えました。転属に伴い、大宮工場でリニューアル工事を施行されています。
 小山区から300番台車を松本へ転用するに当たり車齢の若い車両が選択されていますが、C5編成も115系300番台の中でも最終期に新製された車両で組成されていて、両端クハとM417+M'443のユニットの4両は300番台の最終製造車です。ゆえに、300番台の車両ではあるものの1000番台の若番車と車齢はほとんど変わらず、1000番台で最初に工場を出場したC8編成のクハ115-1005(1977年12月12日新製)とは、新製月日が6日しか変わりません。
 300番台の最終期の車両なので、300番台の初期車と比較してクーラー後部の屋上通風器の位置が異なる(※注)ほか、先頭車の前位寄り雨ドイジョウゴの形状が変更されているなど、形態に若干の変化が生じています。

※注:通風器の位置変更は昭和49年度第2次民有車両以降だが、それ以前に新製された300番台車はJR東日本では既に全車廃車になっており、現車での比較確認は難しい。ちなみに雨ドイの形状変更は昭和51年度第2次債務車以降であり、豊田区の300番台と比較すると形態の違いがわかる。

(2008年5月22日@四方津)

(2008年10月10日@高尾)

    

(2006年2月10日@豊田〜八王子)

↑クハ115-496を先頭に浅川鉄橋を渡るC5編成。同車は115系300番台のクハの最終番号の車両である。

◎編成別詳解〜C5編成

【クハ115-496】妻面側の写真。クーラー後位の通風器の位置が300番台初期車とは異なる。

C5編成 ←立川・高尾 塩尻・松本→
車両形式 クハ115 モハ115 モハ114 モハ115 モハ114 クハ115
車号 443 417 443 394 420 496
旧編成番号 Y443編成 Y420編成
新製月日 1977(昭52)年12月6日 1977(昭52)年8月25日 1977(昭52)年12月6日
メーカー 日立 川重 日立
新製配置 小山 新前橋 小山
クーラー形式 AU75B AU75B AU75G AU75B AU75G AU75B
Hゴム
特徴 ☆転入に伴い大宮工場でリニューアル工事施行。よってモハ114のMG用空気取り入れ口は塞がれている。
☆パンタグラフはPS35B(シングルアーム)。
☆先頭車は青地の「普通」幕を出す。列車番号表示器はLED化済み。
☆全車塗り屋根。先頭車のおでこ滑り止めはなし。
☆前面ワイパー腕は、両先頭車とも長野色のアルパインブルー。
☆ドアレールはステンレス無塗装。乗務員室扉の取手取り付け済み。
☆両先頭車とM417+M'443は、115系300番台の最終製造車。
クーラー形式…表記なしのため推定。
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【モハ115-417】

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