【クハ115-365】妻面側の写真。便所窓が1000番台車と比べて大型のものとなっている。

【モハ114-366】

↑C6編成は両先頭車で列車番号表示器の形状が異なる。
(上)松本方・クハ115-436。列車番号の字体が他車と異なる特殊タイプ。なお、写真は2005年撮影のものだが、現在と比べて編成札が交換され、前面窓ワイパー腕もステンレス化されるなど、細かなところで変化が生じている。また現在は、クーラーキセが銀色のAU75Gへ変わっている。(2005年5月9日@四方津〜梁川)
(下)高尾方・クハ115-365。こちらの列車番号表示器は標準タイプ。(2006年3月8日@四方津〜上野原)

C6編成 ←立川・高尾 塩尻・松本→
車両形式 クハ115 モハ115 モハ114 モハ115 モハ114 クハ115
車号 365 340 366 359 385 436
旧編成番号 Y366編成 Y385編成
新製月日 1976(昭51)年9月29日 1976(昭51)年9月7日 1976(昭51)年8月30日
メーカー 日車 川重
新製配置 小山
クーラー形式 AU75B AU75B AU75B AU75B AU75G AU75G
Hゴム
特徴 ☆転入に伴い土崎工場でリニューアル工事施行。よってモハ114のMG用空気取り入れ口は塞がれている。
☆パンタグラフはPS35B(シングルアーム)。
☆先頭車は青地の「普通」幕を出す。列車番号表示器は原型(ただし松本方先頭のTc-436は字体が異なる)。
☆全車塗り屋根。先頭車のおでこ滑り止めあり(狭タイプ)。
☆前面ワイパー腕は、両先頭車とも無塗装(ステンレス化済み)。
☆ドアレールはステンレス無塗装。乗務員室扉の取手取り付け済み。
クーラー形式…表記なしのため推定。
【モハ114-385】更新車のため、MG用空気取り入れ口は閉鎖済み。

    

【クハ115-436】妻面側の写真。115系では車号と新製順が必ずしも一致せず、この車両が最古参車である。

【クハ115-365】こちら側の列車番号表示器は標準タイプ。

【モハ115-340】C編成の中で最若番車。ただし新製はTc-436の方が先。

【モハ115-359】

 115系300番台で統一されたリニューアル車編成で、B31+B32編成を置き換えました。転属に伴い、土崎工場でリニューアル工事が施行されています。
 小山区から300番台車を松本へ転用するに当たり車齢の若い車両が選択されていますが、C6編成は比較的車齢の高い車両で組成されていて、特に松本方のクハ115-436は、C編成の中で最も車齢の高い車両です。
 300番台の最終期の車両なので、300番台の初期車と比較してクーラー後部の屋上通風器の位置が異なる(※注)ほか、先頭車の前位寄り雨ドイジョウゴの形状が変更されているなど、形態に若干の変化が生じています。

※注:通風器の位置変更は昭和49年度第2次民有車両以降ですが、それ以前に新製された300番台車はJR東日本では既に全車廃車になっており、現車での比較確認は困難となっています。ちなみに雨ドイの形状変更は昭和51年度第2次債務車以降であり、豊田区の300番台と比較すると形態の違いがわかります。

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【クハ115-436】列車番号表示器の字体が異なる特殊タイプ。

◎編成別詳解〜C6編成

(2010年8月29日更新)

(8枚とも2009年7月4日@大月)

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