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号車番号 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 1 |
編成番号 | クハ189 | モハ189 | モハ188 | モハ189 | モハ188 | クハ189 |
N101 | 3-1525 | 28 | 28 | 37 | 37 | 3-1528 |
N102 | 9 | 32 | 32 | 40 | 40 | 510 |
N103 | 8-102 | 33 | 33 | 39 | 39 | 8-602 |
※クハ189の欄、3はクハ183、8はクハ188。クハ188はサハ485からの改造車。 ※クハ183-1528のみ、飾り帯が他車より低い位置に取り付けられている。 |
長野新幹線開業前の信越本線には、189系を用いた特急「あさま」が運転されていました。かの有名な碓氷峠をEF63の力を借りて越え、上野と長野・直江津を結んでいた在来線特急です。長野新幹線の開業、碓氷峠廃止、信越本線の分断・三セク化とともに、1997年9月30日、その使命を全うして消えました。
その特急「あさま」用車両の残党が、長野総合車両センター(長ナノ)に所属する183・189系6連3本(N101〜103編成)です。車両の大半が実際に特急「あさま」に用いられていた車両で、塗装はもちろん旧あさま色です。
N101編成は両端先頭車が183系、中間車は189系という組成。両端の183系は、元々幕張電車区(現・幕張車両センター)配置だったもので、松本運転所(現・松本車両センター)を経て長野へ転入した車両です。
N102編成とN103編成は、特急「あさま」時代の9連の編成を6連化したもの。N103編成の両端はサハ485からの先頭車化改造車・クハ188で、元は交直流電車の車体のため、外観に他の車両との微妙な段差が生じているのが特徴です。現在クハ188はこの編成中の2両のみで貴重です。
定期運用は信越本線の「妙高」号(長野〜直江津)と、平日朝に塩尻→長野に設定されている快速「おはようライナー」のみで、中央東線での定期列車はありませんが、多客期に設定される臨時の特急「あずさ」「かいじ」、臨時快速「ファンタジー舞浜」や夜行臨時快速「ムーンライト信州」などで中央東線の全区間を走ります。
(2005年5月28日@吉祥寺)
↑189系で統一されたN102編成が、中央線の複々線区間を走る。編成の向きは、特急「あさま」時代と全く変わっていない。
(2005年11月19日@相模湖〜高尾)
↑N101編成が紅葉の裏高尾を走る。先頭のクハ183-1528は、前面の飾り帯が他車と比較して低い位置に取り付けられている異端車である。
◎183・189系(長野総合車両センター所属)
2009年6月21日更新