(2009年6月20日@八王子)

   

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↑元をただせば大正生まれのチ1000。中央東線を走る車両の中ではおそらく最古参車両ではないだろうか?写真はチ1057(JR貨物所属・岡部駅常備)。

 チ1000は、1957〜62(昭和32〜37)年に国鉄盛岡・多度津工場で改造され200両が誕生した10トン積長物車で、1924(大正13)年から新製されたいわゆる「大正生まれの観音開きトム」ことトム16000からの改造車です。長物車でしたが実際は遊車での使用が主で、荷摺木などの荷を載せるための設備は設けられていません。
 国鉄民営化では、JR貨物以外にもJR北海道・東日本・西日本・九州の各旅客鉄道会社に合計31両が引き継がれました。現在、中央東線ではJR貨物所属・岡部駅常備の2両とJR東日本幕張車両センター所属の7両がレール輸送列車の遊車として連結され、高架化工事に伴うレール輸送列車として八王子以東を中心に走っています。

◎チ1000(JR貨物岡部駅常備・JR東日本幕張車両センター所属 越中島貨物駅常備

2009年6月21日更新

↑こちらはJR東日本幕張車両センターに所属する、車号がゾロ目のチ1111。同じくレール輸送列車に用いられるチキと同様、越中島貨物駅常備となっている。

(2009年4月22日@八王子)

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