※写真は全て2005年3月27日撮影。

※過去の駅はこちら。
vol.1高尾駅(2005年9月分)

   

↑交換可能駅であったことを示す遺構。
 (左)駅に進入する線路は微妙なカーブを作っている。元々はポイントがあったところ。
 (右)写真右手部分に残る線路撤去痕。架線柱も複線分ある。

↑元駅舎だったと思われる建物(現在も駅舎と呼べるか??)。待ち合わせ室部分に入ることは可能。

 今月は都心部から田舎ローカル駅に目を移してみたいと思います。というわけで、中央東線で最も乗降客の少ない駅・信濃川島駅を紹介します。
 東京から遥か221km、長野県上伊那郡にある信濃川島駅は、険しい山間部にあります。かつては2面2線の交換可能駅でしたが、塩嶺新線の開業による支線への転落、列車本数の減少により交換設備が撤去され、現在は1面1線の無人駅。2時間に1本、クモハ123-1「ミニエコー」によるワンマン列車が走るだけの寂しい状況となっています。
 駅周辺は国道153号線が走っているだけで全く何もありません…いや、失礼ながら本当に何もない。付近を流れる横川川の上流や下流に集落が点在しており、利用客の多くは駅まで自転車を使っているようで、列車から降り立ったわずかな乗客はみな自転車で去ってゆきました。

↑東京から遥か221km、山間の小駅にたどり着く。長いホームがかつての栄華を偲ばせる。

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今月の駅の駅名 信濃川島 (しなのかわしま SHINANO-KAWASHIMA)
所在地 長野県上伊那郡辰野町
開業日 1955(昭和30)年4月1日
駅配線 1面1線
駅員の配置 無人
みどりの窓口 なし
構内キヨスク・駅弁など なし
乗り換え なし
周辺名所案内 特になし
この駅の特徴 中央東線で最も乗降客が少ない駅。
駅撮り 上下とも可能。下りは終日逆光。列車本数極少。

 中央東線をゆっくり旅しませんか? 中央東線の各駅をゆっくり紹介していきます。
 第二回目、2005年10月の駅は…
「信濃川島」

↑ホームへと上がる階段部分。クモハ123ワンマン列車は、この階段部分に降車口がくるように停車する。

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