(2005年8月14日@日野春)

↑赤矢印の部分のように、側線跡があちこちに見られる駅構内。往時は相当な規模を誇っていたものと想像される。

↑長野色115系がE257系特急あずさを退避する。背景のアルプスの山々が美しい。

(2005年5月28日@日野春)

    

※過去の駅はこちら。
vol.1高尾駅(2005年9月分)  vol.2信濃川島駅(2005年10月分)  vol.3勝沼ぶどう郷駅(2005年11月分)   vol.4上野原駅(2006年4月分)  
vol.5東山梨駅(2006年7月分)  
中央東線をゆっくり旅しませんか? 中央東線の各駅を 1駅ずつ、ゆっくり紹介していきます。
第六回目、2006年8月の駅は…
「日野春」

(2006年4月6日@日野春)

↑駅構内から見える立派なお屋敷、背景には雄大な八ヶ岳。都心とはまったく異なる風景が広がっている。

(2005年5月28日@日野春)

(2005年5月28日@日野春)

↑特急退避のために長時間停車する普通列車も多い。ここでタバコを一服…という乗客も多い。

駅名 日野春 (ひのはる Hinoharu)
所在地 山梨県北杜市
開業日 1904(明治37)年12月21日
駅配線 2面3線
駅員の配置 有人
みどりの窓口 なし
構内キヨスク・駅弁など 駅脇に自販機あり
乗り換え なし
この駅の特徴 普通列車の長時間停車。駅構内の給水塔など、開業当初の遺構が残る。
駅撮り 下りは跨線橋から可能(午後順光)、上りは未調査(不可?)

 日野春は、中央東線が富士見まで開業した際に開設された歴史のある駅で、今年で開設102年になります。現在は普通列車のみが停車する駅ですが、特急退避のために長時間停車する列車が多いのが特徴です。
 かつてSL時代、日野春は富士見まで続く急勾配を上りきるためのSLの給水基地でした。側線跡があちこちに見られたり、駅構内に給水塔が残っていたりするなど、往時が偲ばれます。

↑駅構内に残る給水塔。土台はレンガ積みの重厚な作りだ。

(2006年4月6日@日野春)

↑駅舎外観。木造の屋根、郵便ポストに客待ちのタクシー、ごく一般的な田舎駅といったたたずまい。

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