←↑旅行でB6編成に乗車した時のスナップで、廃車・譲渡の約2ヶ月前。写真はクハ115-400で、クハ269と同一車両である。
 ちなみに八王子発松本行き429Mは現在でも存在する。八王子から松本まで3時間40分かけて走破する。本当に長かった!

◎譲渡前の姿

↑ドア付近の拡大写真。吊革の撤去跡が生々しい。優先席も含めて、モケットはJR時代のものがそのまま使われている。

↑クモハ289(元クモハ115-319)の車内。吊革が撤去された程度で、基本的にはJR時代と変化はない。

(2008年6月24日@富戸)

↑モハ279(元モハ114-355)。JR時代はシングルアーム化されていたパンタグラフはPT42へ換装、菱形パンタグラフへと戻っている。転落防止外幌は伊豆急譲渡後の設置。側面方向幕も伊豆急独自のものに交換された。

    

↑クモハ289(元クモハ115-319)。外観では塗装変更のほか、前面のジャンパ栓の撤去と電連化、それに伴うスカート形状の変更、貫通幌の撤去が主な変更点。更新車だったため、側窓は金属支持でドアレールもステンレスの無塗装となっている。列車番号表示器のLED化は豊田区所属時代に施行されている。

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(2002年5月5日@高尾)

↑クハ269(元クハ115-400)。基本的にクモハと同様の改造が施行されている。前面の種別幕は他の200系とは異なり、JR時代のものがそのまま使用されている。

◎最後の1編成!伊豆急200系・F11編成

(2008年6月24日@伊東)

◎車内

(2008年6月24日@富戸)

 このページでは伊豆急200系のうち、特に私の思い入れがあり、そして伊豆急200系最後の編成となったF11編成の写真を掲載します。
 F11編成は元豊田電車区M6編成→松本運転所B6編成です。M6編成はスカ色の貫通6連(クモハ115-319+モハ114-355+サハ115-301+モハ115-305+モハ114-305+クハ115-400)で、サハ115は300番台のトップナンバーという貴重な編成でもありました。2000(平成12)年12月2日ダイヤ改正で中央東線の普通列車運用の大半が松本運転所へ移管されたのを機に豊田から松本へ転属し、B6編成に変更。翌年3月30日に大宮工場へ検査入場、4月25日には、B編成の先陣を切って長野色で出場しました。
 B6編成は、他のB編成が小山からの転属車・C編成によって置き換えられていく中、中央東線で孤軍奮闘を続けましたが、その活躍も長くなく、2002(平成14)年11月7日にC13編成に置き換えられ、廃車となりました。中間3両(モハユニット+サハ)はそのまま解体となりましたが、先頭車を含む3両(クモハ+モハ+クハ)は伊豆急へ譲渡・整備され、F11編成となりました。

◎車体その他

↑車体各部は塩害による腐食が深刻。塗装はがれも生じている。
 写真はクモハの運転台のすぐ後ろにある手すり。長野色のアルパインブルーがところどころ顔をのぞかせる。

「JR東日本」の文字が残る車体妻面の銘板→

(2枚とも2008年6月24日@伊東)

(2008年6月24日@伊東)

◎形式写真

(2002年8月25日@大月)

↑長野色時代のB6編成。長野色化によって、C編成とともに長く活躍するものと思われたが、この姿での活躍はわずか1年7ヶ月で終わってしまった。先頭はクモハ115-319で、クモハ289と同一車両である。

(2008年6月24日@富戸)

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