↑「長ナノ」の表記。長野所転属後、検査入場が行われていないため、現在も暫定的な表示で残存している。
【モハ114-1097】
【モハ115-1036】
【クハ115-1116】妻面側の写真。
(2008年10月10日@相模湖)
C7編成は2001年11月8日に松本へ転入した編成で、B37編成(→伊豆急200系F6編成)+B38編成を置き換えました。転入に伴い、大宮工場でリニューアル工事を施行しています。前面方向幕は両先頭車とも青地の「普通」幕、ドアレールはステンレス無塗装、乗務員室扉取手取り付け済みです。列車番号表示器は原型で残存しています。
松本方先頭のクハ115-1221は、大糸線用として松本運転所北松本支所(長キマ)に新製配置された1000番台後期車で、その後松本所→長野所→小山区→松本所と転属し、現在は再び長野所の配置になった長野地区出戻りの車両。新製時は冷房準備車でした。C編成の中で北松本支所出身の車両は、この車両とC13編成のクハ115-1224の2両だけの貴重な存在です。
(2008年10月10日@四方津〜上野原)
↑C7編成が長坂の大カーブを行く。八ヶ岳には長野色115系がベストマッチ!
↑編成札変更後のC7編成。ワイパー腕がアルパインブルーで塗装されたままで現在も残存している。
(7枚とも2008年10月10日@相模湖)
【モハ114-1115】リニューアル車のため、MG用空気取り入れ口がない。
【クハ115-1221】C編成では貴重な北松本支所新製配置の車両。1981年製の後期車だが、リニューアル工事を施行された珍しい例(編成中他車が若番だったためと考えられる)。
ちなみに北松本支所新製配置のクハ115-1221〜1232、一旦は他の地域へ転出した車両もありながら、現在は全ての車両が再び長野地区に集結し、(クハ115-1223はしなの鉄道へ譲渡されてはいるが)1両の廃車もなく活躍しているのは奇跡的なことではないだろうか。
C7編成 | ←立川・高尾 | 塩尻・松本→ | ||||
車両形式 | クハ115 | モハ115 | モハ114 | モハ115 | モハ114 | クハ115 |
車号 | 1116 | 1052 | 1115 | 1036 | 1097 | 1221 |
旧編成番号 | Y1115編成 | Y1097編成 | ||||
新製月日 | 1978(昭53)年9月9日 | 1978(昭53)年10月26日 | 1981(昭56)年7月3日 | |||
メーカー | 川重 | 日車 | 東急 | |||
新製配置 | 新前橋 | 岡山 | 北松本 | |||
クーラー形式 | AU75CH | AU75G | AU75FS | AU75CM | AU75CM | AU75CM |
Hゴム | 黒 | 黒 | 黒 | 黒 | 黒 | 黒 |
特徴 | ☆転入に伴い大宮工場でリニューアル工事施行。よってモハ114のMG用空気取り入れ口は塞がれている。 ☆パンタグラフはPS35B(シングルアーム)。 ☆先頭車は青地の「普通」幕を出す。列車番号表示器は原型で残存。 ☆全車塗り屋根。先頭車のおでこ滑り止めなし。 ☆前面ワイパー腕は、両先頭車とも長野色のアルパインブルー。 ☆ドアレールはステンレス無塗装。乗務員室扉の取手取り付け済み。 ☆クーラー形式…表記なしのため形式は推定。 |
【クハ115-1116】ワイパー腕が両先頭車ともアルパインブルーの塗装で残る珍しい例。
(2006年4月6日@小淵沢〜長坂)
◎編成別詳解〜C7編成